「ねじれ」に決意と緊張=表情引き締め、新人議員初登院―臨時国会召集
发布时间:2010-07-30
臨時国会が30日召集され、先の参院選で当選した新人議員が同日朝、初登院した。時折雨が降る中、ねじれ状態となった国会に、各議員は表情を引き締め足を踏み入れた。
一番乗りは自民党の熊谷大議員(宮城)。選挙戦で愛用していた「勝負色」の水色ネクタイを紺のスーツに合わせ、午前7時10分ごろ徒歩で現れたが、「まさか一番とは思わず面食らっています」と戸惑った様子。国会議事堂を見ながら「思ったより大きく、自分にとっても大きな場所になると感じた」と表情を引き締めた。8時に門が開くと、約5秒間深々と腰を折って一礼した。
柔道五輪金メダリストの民主党谷亮子議員(比例)は8時40分ごろ車で到着。白っぽい上着にスカート姿で、早速報道陣に囲まれた。子どものご飯を作って夫を送り出してから来たといい、「投票してくださった皆さんの代表として、誠意を持って政務を務めていきたい」と落ち着いた表情で決意表明した。
躍進したみんなの党の松田公太議員(東京)は同45分ごろ議事堂正面に。ねじれ国会について「われわれにとってはチャンス。状況をうまく活用したい」と元経営者らしい決意を述べた。議員バッジは事前に受け取っており「朝起きてまず着けたが重みを感じますね」と話すとカメラマンの前でポーズを取った。
元女優の自民党三原じゅん子議員(比例)は終始笑顔。「誰も着ていない」と選んだ淡いグリーンのスーツに、10センチほどもあるピンヒールを合わせた。「何より初心を忘れず、血の通った国会議員を目指したい」と抱負を述べた。
元プロ野球選手の知名度を生かし現職を破って初当選した自民党の石井浩郎議員(秋田)は、議事堂を見ながら「身が引き締まる思い。*後までこの気持ちを忘れずに頑張りたい」と終始硬い表情だった。