調査研究開発、技術開発、製造、営業、品質管理、メンテナンスフォローと続く事業フォローの中で、やはり私達の主柱になるのは研究と開発です。「光のトータルエンジニアリング」企業としての使命を肝に命じ、既存技術の更なる研究、新技術の開拓とその活動フィールドは大きく広がっています。 装置設計ひとつをとっても、ユーザーの使用条件により非常に高度な技術が要求されます。たとえば、紫外線による微生物種の不活性化やラジカル反応による有機物の酸化分解をはじめとして、光回復、水中の溶存オゾンの分解、**用塩素の分解など多岐にわたる適用分野があります。ここに必要な技術は、反応機構の解析、スケールアップ理論、高効率化にあります。
また、紫外線との組合わせによる上水・地下水中の各種有機塩素化合物の分解、排水中の難分解性化合物の分解等応用技術の開発を行っております。環境分野では、薬剤殺菌のように環境に残留して私達の健康をおびやかす恐れのない**でクリーンな殺菌法として、上水道・下水道向けの大規模紫外線殺菌システムの開発を進めています。
このような装置設計に関わる技術・ノウハウは、これからさらに社会に必要となっていくでしょう。こうした多角度からの研究開発を進め、その成果を製品に生かし、人の生活や産業の環境づくりに一歩でも二歩でも貢献していくことができたら、私たちの喜びもこのうえありません。それこそ私たちの存在意義であり、誇りであり、そして担うべき責任でもあるのです。