紫外線は光の一種で、100~380nmの波長の光をいいます。この紫外線のなかでも、253.7nmの波長が細菌やウイルス等のDNA(デオキシリボ核酸)に非常に吸収されやすく、吸収された紫外線が生命維持と遺伝子情報の伝達に必要なDNAを破壊し、増殖を停止(不活性化)させ、死滅させます。また、185nmの紫外線はオゾン線とも呼ばれ、オゾン生成のほか、有機物の酸化分解に利用されます。