1.特長
* 一液性で混合の必要がなく、省力化が容易である。
*高強度の固着力を有する。
* 常温で、空気遮断および金属接触により硬化する。
* 加熱することで、硬化速度が速くなる。
* プライマーを使用することにより、金属接触同様に硬化する。
*硬化後、強靭な硬化樹脂を形成し、接着力が強固である。
2、用途
* ネジの长久固定及びシール
* 嵌合部のシール剤
* 不活性ボルトの固定
3、硬化前の性状
試験項目
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試 験 方 法
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試験結果
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外 観
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目 視
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緑色液体
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粘 度
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BL型回転粘度計 25℃ mPa・s
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600
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比 重
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比重カップ法 25℃
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1.11
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4、固着力試験
*硬化条件 25℃、24時間放置
*材質 軟鉄ボルト(M10、P1.5)、ナット(厚さ8mm)
破壊トルク N·m35
5.硬化方法
* 嫌気硬化の場合
· 材質 鉄のボルト(M10×P1.5)とナット(厚み8mm)
· 硬化条件 25℃、24時間放置
注)硬化速度は、被着材の材質、被着材間のクリアランス、接着剤の塗布量により変化します。
* 加熱硬化の場合
· 材質 嫌気硬化に使用する材質と同じ。
· 硬化条件 以下に温度と時間を示す。
温度 時間
80℃ 30分
100℃ 20分
120℃ 10分
注)硬化速度は、被着材の材質、熱容量、被着材間のクリアランス、接着剤の塗布量により変化します。
* プライマー硬化の場合
プラスチックなどの不活性材質や硬化時間の短縮に硬化促進プライマーを使用する。
被着材にプライマー塗布後、約1分間乾燥させ、25℃、60秒以内にセットする。
注)硬化速度は、被着材の材質、熱容量、被着材間のクリアランス、接着剤の塗布量により変化します。
6、容器形態
50g又は250g ノズル付きプラスチック容器
1kg 広口プラスチック容器
7.使用上の注意
* 原則的に空気に触れている部分は、硬化しません。
* 硬化速度は、被着剤の種類、硬化膜厚、雰囲気等によって変化します。
* 皮膚に付着した場合、体質によって炎症を起こすことがあります。皮膚に付着した場合は直ちに、ウェス等でふき取り、石鹸水で洗浄して下さい。
*目に入った場合は直ちに水で洗浄後、医師の診察を受けて下さい。
* 刺激臭がありますので、臭気を吸い込まないようにしてください。取り扱い作業所及び硬化設備には局所排気を行ってください。
* 工業用途向け商品です。個人、ご家庭内でのご使用は避けて下さい。
*医療品、食品に接する箇所には使用しないで下さい。
* 金属接触、アミン化合物などの化学物質の接触により安定性が損なわれます。他の化学物質とわけて保存してください。
*消防法の危険物第4類第3石油類に該当します。火気のある場所では使用しないで下さい。
*容器を日光のあたる場所及び40℃以上の温度の高い場所に保存すると硬化することがあります。硬化時に熱が発生し、容器の破損や、有機ガスが発生します。25℃以下の暗い一定の場所に保存して下さい。
*異なる容器で使用した場合は、残りがあっても元の容器に戻さないでください。
* 廃棄するときは容器を密閉して産業廃棄物として処理して下さい。
8.注意
本技術資料に示された数値は実験値で規格値とは異なります。
御採用にあたっては貴社の試験にてご判定の程お願いします。
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